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ゲーデル、エッシャー、バッハ あるいは不思議の環

ゲーデルエッシャー、バッハ あるいは不思議の環

 

この本は、なんとなくいつかは読んでみようと思っていた本です。読むのに時間がかかりそうなのと、値段もそこそこなので、買うタイミングをうかがっていたのですが、奥さんが誕生日プレゼントとして買ってくれました!

 

 

ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版

ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版

 

 

 

 

本を買ってもらうまではっきりとは何の本かは分かってなかったのですが、意識とは何かを考察している本なんですね。

ゲーデルエッシャーもバッハも、このほんの主題である不思議な環状のパターンに関係しています。これらの著名人の頭文字をとって、この本はGEBと呼ばれています。

 

本の最初の導入部で、この本が何についての本なのかを語っています。「話の内容が多岐にわたり過ぎて、読者が意図を理解してくれてないから、最初に宣言する」として、「これは何の本なのか、その主要な論点は何なのかを述べさせていただこう。GEBは、生命のない物質から生命のある存在がどのように生まれるかを述べようとするたいへん個人的な試みだ。」と言っています。

 

意識とは何なのか、それは昔から科学の大きなテーマでしたが、ディープラーニング機械学習のブレイクスルーが起きた今では、今後現実的に向き合って行かなければならない研究テーマです。

機械が意識を持つために、必要なことは何か。そもそも意識は何なのか。程度があるのか。それを媒介する物理的な物の構造や素材に左右されるのか。

ロジャーペンローズの「皇帝の新しい心」は既に読んでいるので、次に読む本として最適ですね。

これも難しい本でしたが、この本でもゲーデル不完全性定理の話が出てきて、エッセンスを比較的分かり易く解説してくれていました。ペンローズは、量子力学が意識を解明するための鍵だという立場です。ただ、その具体的な理論などは特になく、面白かったのですが、ちょっと物足りないという感じでした。

 

皇帝の新しい心―コンピュータ・心・物理法則

皇帝の新しい心―コンピュータ・心・物理法則

 

 

 

 ペンローズやGEBの著者のホフスタッターくらいしか、意識についてまじめに考えている人はいない(知らないだけかも)ので、GEBもじっくり読みたいと思います。