アイルランド旅行記(移動手段編 自転車)
ここでは、アイルランド旅行中に利用した移動手段について、記録しておきます。
自転車
ダブリンでは、移動手段として自転車が有効で、至る所に自転車を停めるためのスペースが存在します。特に、旅行者も使えるレンタル自転車として、ダブリンバイクスがあり、自分もこれを活用して観光地や買い物に出かけていました。
ダブリンバイクスはコカ・コーラ・ゼロがスポンサーになっています。
こんな感じで町中に自転車が並べられているのを目にします。
■ダブリンバイクスの概要
年間チケットと3日間チケットがあり、現地の人も、観光客も活用できるようになっています。
3日間チケットは5ユーロで、3日間の期間、自転車が30分間以内は無料で何回も使えます。30分以上使う場合でも、30分〜1時間:50セント、1〜2時間:1ユーロ50セント、、、、とリーズナブルな値段で利用出来ます。
自転車は、ステーションターミナル(自転車置き場)で借りることができ、返却時もステーションに返却することになります。別のステーションにも返却出来るので、自分は、拠点とするホテルの近くのステーションで自転車を借り、観光目的地の近くのステーションで返却する、というのが主な利用パターンでした。
この利用時間が、30分以内であれば、チケットに追加料金無しで自転車が活用できるというわけです。
■3日間チケットの買い方
ステーションターミナルで購入します。
クレジットカードが使えるところと使えないところがあり、旅行者はクレジットカードが使えるところで購入することになります。
ステーション場所の最新情報はここでチェックします。
Coca-Cola Zero dublinbikes station list / View stations / Stations / Dublin - Dublinbikes
ステーションには、このような端末が立っていて、これを使って貸し出しの操作や、チケット購入を行います。
下は端末を操作している時の写真。こんな感じで、画面の指示に従っていきます。
チケット購入時、何度か購入に失敗していて困っていたら、通りがかった現地アイルランド人に、「使えないカードもあるから!」と言われ、別のクレジットカードを使ったら購入出来ました。
余談ですが、他にも、何度か観光客と分かってアイルランド人が声をかけてくれる場面があり、困っている観光人に対して自然に親切に助言してくれるアイルランドの雰囲気に度々感激しておりました。
あと、チケット購入時の注意点として、150ユーロの盗難保証に同意する必要があります。これは自転車を返却出来ない状況になった場合に150ユーロがクレジットカードから引き落とされるというもので、何も問題がなければ引き落とされることはありません。自転車の返却は、24時間以内に行う必要があります。
■借り方、返却方法
チケット購入後は、チケットのバーコードを機械で読み取り、自転車が駐輪してある番号を選択し、ロックを外して自転車を取り外し利用します。
返却時には、端末操作は不要で、自転車をステーションの空いている設置場所に自転車を設置すると、自動でロックされます。ちゃんとロックされてないと最悪返却していないことになってしまうので、ロックされるのを確認しましょう。
人通りの少ないステーションでは、自転車があまり返却されることがないのか、自転車が1台も駐輪されてないところもありました。ここに返却したらすぐに別の人が借りにきて、お礼を言われたのが面白かったです。
■ダブリンバイクスを使う理由
車だと駐車場所に困るし、歩きだとちょっと遠いという、ダブリンは自転車を使うのに丁度良いサイズの街、というのと、観光客も現地人も利用出来る環境が整っていて、リーズナブルであり、エコであり、上手いシステムだというのが主な理由だと思います。
ダブリンに行ったら是非使って欲しい移動手段です。